BUDDA WAH Pedalをレビュー。

ワウペダルも、様々なブランドから多数市場に出て賑わせていますが、今回はアーティストの使用で知名度を一気に上げたBUDDA WAHをご紹介します。

外観

独自のハードウェア・バイパスの採用により、肝心のサウンド・キャラクターは失う事無くバイパス時の音質劣化を解決したワウペダルです。

発売された当時は、インプットジャック側の下の方に16dbの可変型ブースターを装備したBOOST PLUSモデルもありました。

ベースとなったワウペダルは、VOXのクライドマッコイワウペダルのサウンドになりますが、オードソックスで癖の無い定番ワウペダルとしてジム・ダンロップのGCB-95があります。

このBUDDA WAHにはGCB-95の中域がプラスされていてヴィンテージ・ワウ特有のミッドレンジが強調されたカスタム・オリジナルインダクターを搭載していることでハイレンジを抑え、ハードロックになじみ易く、分厚い音を提供してくれます。

現在、写真のタイプのBUDDA WAHの生産は終わってしまっていますが、装いも新たにアグレッシブでメタリックな外観になって市場に登場しています。

前期モデルとの音色の違いは殆どありませんので、耳に突き刺さるようなサウンドにはならず、スィートかつタイトで抜けの良いワウサウンドを求めるのであれば持っていて損はしないペダルであると思います。