ノアズアーク 紫をレビュー。

大手楽器店が製作するエフェクターブランドであるノアズアーク。

リーズナブルな価格でありながら高品質な音を提供してくれています。

第8弾は紫をご紹介します。

外観

ファズで有名なエフェクターと言えばファズフェイスになると思われますが、ツマミがLEVELとFUZZの2つだけと言うシンプルなコントロール構成。

LEVELは音量調整、FUZZは歪み量を調整し、ギターのボリュームに敏感に反応しますのでゲインを自由自在に変化させる事が出来る1台です。

他のファズペダルには見受けられない事としては、FUZZツマミはゲイン調整と言うよりはサウンドキャラクターを変えるような感じなので、時計回りに回していくとゲインは高くなると同時に低域の押し出しがより強くなるサウンドから、高域が強調された発信音が含まれた歪みの強いサウンドまで幅広く対応します。

発信音が出ている状態では、ギターのボリュームが全開の状態ですとトーンを下げる事で発信音の量が変わり、その状態からギターのボリュームを下げていくと、ファズらしい過激なサウンドへなって行きます。

FUZZを全開にしても音が潰れ過ぎず、粒がはっきりしているので使いやすいペダルであると思います。

ギター本体のボリューム操作により、煌びやかなクリーントーンからクランチ、歪みが強いダーティーな音色まで、驚くほどガラリと表情を変えるダイナミックにサウンドを変えられるのがこのペダルの魅力と言えるでしょう。