MAXON FL301をレビュー。

余り使われないし聴かれないフランジングサウンドですが、此方も突き詰めていくと色々な音のうねりを学ぶ事も出来るでしょう。

フランジングサウンドで有名なのは、やはりヴァン・ヘイレン=MXRとなりますが、今回はMaxon FL301をご紹介します。

外観

ヴィンテージで18V仕様で出ていましたが、9V仕様となりリイシューモデルで発売されたペダルです。

このペダルの特長と言えば、クリーントーンで使用すると繊細で爽やかなアナログコーラスから音揺れの激しいビブラート的なサウンド、重圧で深みのあるフランジングサウンドまでバラエティーに富んだ心地良い揺れを得る事が出来ます。

フランジャーにフェイザーが混じった様なサウンドやシタール風のサウンド、ロータリー・スピーカーをシュミレートしたサウンドを作る事が出来ます。

ドライブサウンドで使用すると、強烈にうねるジェットサウンドが得られます。
MXRのフランジャーと比べると、Maxonの方が暴れる感じがします。

ツマミは左上よりSPEED、REGEN、WIDTHの3つで構成され、それぞれうねりの速さ調節、フランジングの掛かり具合、うねりの深さを調節します。

LEDのインジケーターはバッテリー・コンディションも兼ねていますので、エフェクトオン/オフが一目で確認する事が出来ます。

このペダルは、あるアーティストの使用で人気が集まりましたが、既に生産が完了していますので入手するのは難しいですが、強烈なフランジングサウンドはこのペダルでないと味わう事は出来ないでしょう。

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