歪み系において、最初に誕生したのはファズになります。
荒っぽく潰れた音でギターを弾き始めた当初は全く馴染めませんでした。
洋楽を色々聴いていく中で、ギターの革命児と呼ばれ今でも影響を与え続けているジミ・ヘンドリックスの存在を知ってからファズに興味を抱く様になりました。
今回はBOSS FZ-2をご紹介します。
このペダルは、ファズってどんなに荒っぽくて潰れた音が出るのだろうと気になり、ファズとして初めて購入したエフェクターでした。
いざ、音を出してみると何コレと言いたくなるほど荒っぽい音が飛び出し、自分で何を弾いているのか分からないと言う感じでした。
当時は、ファズは雑音みたいだなと思っておりました。
ツマミは左より、LEVEL、TONE、GAIN、MODEの4つで構成されています。
LEVEL・・・エフェクト時の音量調節。MODEツマミをGAIN BOOSTにするとLEVELツマミは作動しません。
TONE・・・内側がTREBLEツマミ、外側がBASSツマミとなり高域と低域のブースト/カットを設定出来ます。
時計回りに回し切るとブースト、真ん中の位置でフラット、反対時計回りに回し切るとカットします。
GAIN・・・歪みの深さを調節。
MODEツマミでFUZZ 1、FUZZ 2をセレクトしている時は、時計回りに回していけば歪みの深さもサスティーンも増えて行きます。
MODEツマミにてGAIN BOOSTをセレクトしている時は、ブースト量の調節を行い時計回りに回して行けばブースト量は増えますが、上げ過ぎると発振を起こしてしまいます。
MODE・・・FUZZ 1、FUZZ 2、GAIN BOOSTの3つの機能の切り替えを行ないます。
FUZZ 1・・・倍音が強調されたファズ・サウンド。
FUZZ 2・・・低音が強調されたコシのあるファズ・サウンド。
GAIN BOOST・・・出力の低いシングルコイルピックアップでの歪み量を増やしたりする事が出来るモードです。
音の暴れっぷりは勿論ですが、設定次第ではブチブチと弾ける様な音も出ますが音の粒は、はっきりしていてまとまっている印象を持ちます。
高域と低域それぞれ設定出来ますので、音のレンジはかなり広いと言えます。
日本製ファズのサウンドをベースに作られたのでないかと思われます。