Marshall The Guv’norをレビュー。

マーシャルを始めとして、アンプを製作するブランドがをコンパクトエフェクターをリリースしていますが、やはりアンプには適わないと言うのがあります。

アーティストが使用しているアンプを揃えるとなるとかなりの金額が必要になりますが、沢山の方にアンプのサウンドを提供したいと言う気持ちの表れだと思います。

今回は、マーシャルのガバナーをご紹介します。

イギリス
韓国

2つの写真が掲載されていますが、上がイギリス製、下が韓国製です。

見分け方は3つありますが、1つ目はフットスイッチに付いているワッシャーで見分ける事が出来、付いている方がイギリス製となります。

2つめは、裏側に電池蓋にシールが貼ってあり、英語で生産国が記載されています。

イギリス1
イギリス

最後の3つ目ですが、電池蓋を止めているネジがマイナスとプラスがあります。

此方も上の写真を見て頂ければ分かると思います。

発売されたのは、1988年でどのアンプからでもマーシャルのサウンドが出せると言われていて、JCM800ゆずりの分厚いディストーションサウンドが得られます。

最も気になるサウンドですが、生産国の違いによって若干違うようです。

イギリス製ガバナーは、アンプライクな歪みを提供し中低域が前に出てきます。

韓国製ガバナーは、イギリス製よりも歪みが強い傾向があり、中域が前に出ているのが特徴です。

ツマミは5つで構成され、左よりGAIN、BASS、MIDDLE、TREBLE、LEVELとなっており、それぞれ歪み量、低域、中域、高域、音量調節となります。

接続部にLOOPがありますが、Y字型ケーブルと言うのがあり、エフェクターをループに繋げてやれば、ガバナーのオンオフをするだけで他のエフェクターも同時のオンオフをする事が出来ますので2度踏みしなくても助かる機能がついています。

このペダルのウィークポイントとして、3バンドイコライザーが効きにくいと言われていました。

やはり、イギリス製の方がマーシャルらしさがあり、今でも歪み系の名機として君臨していますので、中古市場でもイギリス製の方に人気が集まっています。

状態の良いガバナーも少なくなりつつありますが、スタックアンプのサウンドを手軽に手に入れてみてはどうでしょうか。