Ibanez SM7をレビュー。

様々な歪み系エフェクターが存在しますが、ハイ・ゲインを超える激しい歪みを提供するアイバニーズ SM7をご紹介します。

外観

過激に歪ませても高域の劣化が無く、音抜けの良さを維持しリードからバッキングまで設定変更しなくても柔軟に対応してくれるペダルです。

タイトな重低音と激しい歪みを持ち合わせていますので、ヘヴィーなサウンドでもリズムのキレを良くするノイズゲートが内蔵されていますので、リフ弾きには最適な1台と言えます。

音作りは4つのツマミで構成され、左よりDRIVE、LO、HI、LEVELとなっており、それぞれ歪み量、低域、高域、音量調節となります。

4つのツマミは設定後に上から押すとロックする事が出来ますので、誤って触ってしまい設定が変わってしまう事を防ぐ事が出来ます。

インジケーターの左側に「VOID」と言うディップスイッチ式のノイズゲートが付いており、高速ゲートにより小さな音やノイズをカットします。ギターをミュート状態にすると瞬時に無音状態を作り出し、リズムを歯切れ良くする事が出来ます。

「OFF・1・2」の3段階に設定可能で、1・2に設定すると、ギターのブリッジから手を離すと無音になるのでリズムにメリハリが出ます。

インジケーターの右側に「EDGE」と言うディップスイッチがあり、「SHARP」と「SMOOTH」を選ぶ事が出来ます。

SHARPを選ぶと、エッジの効いた鋭い音になり、SMOOTHを選択すると高域が削られた様な滑らかな音になります。

歪み系ペダルの殆どは中域に特徴が見受けられますが、SM7は低域に重点を置いている印象を持ちますので、メタル系バンドのリフを弾いていると心地良いです。

お手軽にヘヴィサウンドを出したい時に最適なペダルでしょう。

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