Subdecay QUASAR Phase Shifterをレビュー。

歪み系の次に使用頻度の高いエフェクターはコーラスを代表とする揺れ系ペダルになると思います。

最近は、波の様に音を揺らすフェイザーも使用頻度が少なくなって来たように感じていますが、フェイザーも音の揺れ方に興味を抱くと自分が心地良いと感じるフェイズサウンドを求めてドンドン突き詰めて行きたくなります。

そんな中で、SubdecayのQuasar Phase Shifterをご紹介します。

外観

フェイザーもMXRを始めとして沢山市場に溢れています。

このQuasar Phase Shifterはルックスからは創造出来ないほどの幅広いフェイズサウンドをクリエイトする事が出来ます。

ツマミは5つあり、左よりRATE、FEEDBACK、FREQUENCY、DEPTH、MIXとなっています。

RATEツマミはフェイズスピードをコントロールし、エフェクトオンを確認出来るLEDインジケーターが連携してRATEのスピードによって点滅が早くなったり遅くなったりします。

FEEDBACKツマミはセンターの位置(時計表示で言うと12時)ではノン・フィードバックの状態となりますが、左に回して行くとレゾナンスの効いたピッキーなフェイズサウンドになります。

FREQUENCYツマミは最初はセンターの位置からスタートさせる事をお勧めしますが、左に回して行くとアッパーフィルターのフェイズサウンドが得られ、反対に右へ回して行くとダウンフィルター効果が得られます。

DEPTHツマミは音のレンジをコントロールします。左に回して行くと深いフィルター系のサウンドを得る事が出来ます。

最後にMIXツマミはダイレクト音とエフェクト音のバランスを決めます。他のペダルではLEVELと同じ役割です。

フットスイッチは標準とされるトゥルーバイパススイッチングを採用していますので、音痩せの心配はありません。

このペダルは、電池でも9VDCアダプターどちらでも使用する事が可能です。

幅広いフェイズサウンドを体験するには最適な1台と言えるでしょう。