MAXON ASC10をレビュー。

MAXONから発売されているコーラスペダルは他のブランドから出ているコーラスペダルより定評がありますね。

クリアーかつアナログらしさをとことん追求した新しいコーラスペダル アンビエントステレオコーラス(ASC10)をレビューします。

外観

煌びやかさを追求したコーラスペダル

ASC10は、ペダルをオンにした時、音の空間に心地良い音の広がりを与えつつ煌びやかな響きを得る事が出来るBBD素子を使用したアナログ・ステレオ・コーラスペダルになります。

クリアーかつ音の広がりはMAXONのコーラスペダルでは特筆物ですが、今でも不動の人気を誇るCS505に迫るでしょう。

コードストロークやアルペジオで弾いた時の心地良さは病みつきになるでしょう。

シンプルなコントロール

RATEとDEPTHと言うシンプルな2つのコントロールで、RATEではモジュレーションの速さをDEPTHでは深さを設定し、セッティング次第でクリアーで繊細なコーラス・サウンドを作り出すことが出来ます。

スピードの可変幅が広く、レスリー・スピーカー風効果や、現代的でサイケデリックなビブラート効果を作る事も出来ます。

モノラルとステレオの2アウトプット仕様により、臨場感あふれるステレオ効果を発揮しますが、アウトプットには+と-表示があります。

ステレオで使用する際は両方に接続しますが、モノラルの場合はどちらかに接続する事になります。

+へ接続すると音抜けの良いコーラス効果を、-に接続すると低域が強調されたコーラスサウンドになります。

その他の特徴

ASC10においては他のコーラスペダルには装備されていないノイズ・ゲート回路が内蔵されていて、ノイズを気にする事無くナチュラルでクリアーなコーラス効果を作り出してくれます。

インジケーターは2つあり、上側にある1つ目は暗いステージでも視認性の良いLEDの点灯によりエフェクト効果のオン/オフが一目で確認出来、バッテリー・コンディションも兼ねています。

下側にある2つ目のインディケーターはRATEで設定した速さとシンクロしてLEDが滑らかに点滅します。

他のコーラスペダルと同様、9Vバッテリーもしくはアダプターで動作可能となっています。

まとめ

癖のないクリアーなコーラス・サウンドは、エレクトリック・アコースティック・ギターの使用において絶大な効果を生み出します。

生音に対して音の広がりが追加されますので、薄く掛ければ心地良い鳴りを追加してくれるでしょう。

エレキにおいても、とてもクリアーなコーラスサウンドを提供してくれますので、高域が強調された煌びやかなコーラスサウンドを求めるには最適な1台となるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です