SMALL CLONEをレビュー。

世界中の有名アーティストが使用した事で人気が高騰したペダルも多数存在しますが、 今回はエレクトロハーモニクスから発売されているSMALL CLONEをご紹介します。

外観

このペダルは、今は亡きニルヴァーナのギタリスト・カートコバーンが愛用した事でも知られているペダルです。

気になる音色ですが、アナログコーラスと特徴とも言えますがリッチでウォーム、奥行きがあり部屋全体に澄み渡る音色を得る事が出来ます。

音がクローンになってダブって聞こえる良質のコーラスエフェクトを「クローン」に例えて、それを命名したのはかれこれ15年以上も昔の話になります。

12弦ギターやレズリースピーカーのようなトーンもこのペダルのセッティング次第でシミュレートする事が出来ます。

最初からプリセットされた2段階のフルコーラスサウンドはどんなジャンルの音楽にも適合させる事も可能です。

ツマミはシンプルに2つしかなく、RATEとDEPTHのみ。

RATEは他のコーラスペダルではSPEEDと同じく音を遅らせる速度調整、時計回りに回していけばビブラートの様な感じになっていきます。

DEPTHは他のペダルと違いスイッチ式になっていますので、下にすると少し音の深みが出てきます。

この形での生産は終了しており、ダウンサイジングして発売されています。

NANO CLONEとNEO CLONEと題して発売されていますが、肝心の音色の方は全く変わっておらず、DCアダプターが使用出来るようになっている点がありがたい所です。

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