ノアズアーク WAH FILTERをレビュー。

コストパフォーマンスに優れ大手楽器店が製作したエフェクターブランドであるノアズアーク。

第9弾はWAH FILTERをご紹介します。

外観

このエフェクターは、赤ちゃんの泣き声をイメージして作られたワウペダルと言うのがあります。

リズムに合わせて踏んだり開いたりしてワウワウと言う音をアウトプットしますが、半分開いている状態で固定した時に得られるこもった様な音色を作り出せるエフェクターです。

鼻つまみトーンとも言われ、普段の会話時に鼻をつまんで喋った時の声と思って頂ければ分かりやすいかと思います。

このサウンドの代表的なギタリストと言えば、マイケル・シェンカーですね。

このペダルは、内部回路にはワウペダルに使用されているインダクターが使用されていて、ペダルを半分開いた状態で固定したサウンドをとても簡単に作り出す事が出来ます。

ツマミはDRY MIXとFREQの2つで、それぞれドライ音に加える音量調整とブーストする周波数帯のピーク位置を調整します。

DRY MIXツマミはエフェクト音とドライ音を加える事により、ワウ使用時に発生する音質劣化を限界まで抑え、音圧と音量を稼ぎ出す事が出来ます。

ミドルレンジブースターとしてリードトーンへ加える事で、音抜けの良い音色を得る事も可能な1台です。

FREQツマミを時計に例えて9時の位置にセットすると中低域が強調されたこもりがちな音になります。

12時の位置にセットすると、少しこもりがちですが中域がグッと前に押し出された感じになり、心地良いリードトーンを得る事が出来ます。

3時の位置では、中域は強調されつつもエッジが出て来て少し耳障りな感じの音になります。

歪みエフェクターと併用する事が多いので、このサウンドの奥深さを体験して欲しいと思います。

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