CS-9 Proをレビュー。

コーラスで有名なブランドと言えば、既に沢山のブランドが存在しますが個人的にはMaxonの名を真っ先に思い付きます。

それだけ、プロミュージシャンがこぞって使ってきたと言うのもあるし、音楽雑誌等で沢山目にしてきたので自分もMaxonのコーラスは1台欲しいなと思うようになり、このCS-9 Proを購入しました。

Maxon CS-9 Pro

オリジナルペダル「CS-9」から進化した究極のアナログコーラス。

アナログしか味わう事の出来ない太く深みがありクリアーなコーラスからCE-1に搭載されているビブラート風サウンドまで広がりのあるコーラス効果を作り出す事が出来る1台。

アウトプットは2つありますので、ステレオにも対応しています。

オリジナルCS-9ではツマミは「SPEED」、「WIDTH」の2つのみでした。

CS-9 Proでは新たに「DELAY TIME」、「BLEND」コントロールを装備が追加され4つになりました。

SPEEDツマミはモジュレーション(ウネリ)の速さをコントロールし、時計回りに回すとモジュレーションが速くなりトレモロの様になっていきます。

WIDTHツマミはモジュレーションの深さをコントロールし、時計回りに回すとモジュレーションが深くなります。

DELAY TIMEツマミはコーラス効果の音域をコントロールします。反時計回りに回しきった位置でディレイ・タイムは0になり高音域に効果がかかりフランジャーに近いサウンドになります。時計回りに回すほどディレイ・タイムが長くなり低音域まで効果が掛かっていきます。

BLENDツマミはドライ音とエフェクト音の音量をコントロールします。通常時計回りいっぱいに回しきった位置でドライ音:エフェクト音の比が1:1で使用しますが、薄いコーラス効果にしたい時などは個人の音の好みに合わせて設定することができます。

もはやエフェクターでは常識化しているTBS(トゥルー・バイパス・スイッチング)採用。

エフェクトOFF時に信号が電子回路を一切通らず完全なバイパス状態になり、直接つないだ時に限りなく近いバイパス信号をアンプに送ります。エフェクト/ノーマル切換えスイッチには、ローノイズのメカスイッチを採用しました。

何より便利なのが、電池の交換の際はワンタッチ式で簡単に出来るので、プラスドライバーやコインを使って裏の蓋を開けて電池交換をする必要がありません。

長時間の使用に備えて、ACアダプタージャックも標準装備されています。

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